コンクリートの炭素化と中性化現象

中性化の防止策

中性化の防止策

鉄筋コンクリート構造を長持ちさせるためには、
どうしても中性化による鉄筋の錆を防ぐことが大切です。

 

コンクリートの中性化は、
空気中に炭素意ガスが存在するに限り、
100%抑えることはできません。

 

しかし、対策によって、進行を遅らせることができます。

 

ただ、コンクリートの炭酸化や中性化現象は、
コンクリートの内部で起きる化学的反応のため、
目に見えず、かなり進行してから発見されます。

 

進行が進んでいると、コンクリート構造物の耐久性に大きく影響するため、
早期発見のための定期的な検査が必要です。

 

(1) 建設時の対策

 

@ 多孔質でない骨材を使用し、水セメント比の少ない
 良質なコンクリートを打設します。

 

A 鉄筋のかぶり厚さを十分に確保します。

 

B コンクリートの表面は透気性、または透水性の小さな仕上げ材で施工します。

 

(2) 中性化がかなり進行している場合の対策

 

鉄筋までは到達していないものの、中性化がかなり進行していると考えられる場合は、
なるべく中性化を遅らせることが出来るよう、
透気性の小さな仕上げ材をコンクリートの表面に施工します。

 

(3) 中性化が鉄筋まで進行している場合の対策

 

中性化が鉄筋まで進行すると、錆が発生します。

 

この場合、鉄筋の錆が初期であれば、
コンクリートの表面に透気性と透水性の小さな仕上げ材を施しますが、
中性化によって鉄筋の腐食が進行し、
かぶりコンクリートにひび割れが発生したり、剥離現象が生じている場合は、
かぶりコンクリートを除去し、鉄筋の錆を落とし、鉄筋に防錆処理をします。

 

また、コンクリートの表面には、
透気性と透水性の小さな仕上げ材を使用して施工します。

 

さらに、鉄筋の腐食が著しく進行し、
断面欠損が大きい場合は、
添え筋を溶接して補強し、透気性と透水性の小さな仕上げ材を使用して施工します。

ホーム RSS購読 サイトマップ